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【淡嶋神社】人形供養の納め方と料金はどのくらい?女性守護のご利益として有名な神社

近畿
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和歌山市の港町・加太(かだ)にある「淡嶋神社(あわしまじんじゃ)」。

境内に一歩足を踏み入れると、そこにはところ狭しと並べられた無数の日本人形が置かれています。

一見すると「心霊スポット?」と驚いてしまう圧倒的な光景ですが、実はここは全国の淡嶋神社の総本社であり、古くから女性の心と体に寄り添い続ける大変格式高い神社なのです。

また、人形供養の地としても有名で、全国から多くの人が訪れます。

この記事では、淡嶋神社の行き方や見学に要する所要時間、そして気になる人形供養の納め方(ルール)などについて、詳しくご紹介します!

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淡嶋神社へのアクセス・所要時間・駐車場情報

淡嶋神社の駐車場について
淡嶋神社へ行く際の、詳しいアクセス方法と気になる駐車場情報についてまとめました。

電車・車での行き方と所要時間

  • 【電車の場合】
    南海電鉄本線「和歌山市駅」から南海加太線に乗り換え、終点「加太駅」下車。駅から淡嶋神社までは徒歩で約15分(約1.2km)です。漁港町のノスタルジックな街並みをのんびり散策しながら向かうのがおすすめです。
  • 【車の場合】
    阪和自動車道「和歌山北IC」から車で約30分(約17km)。または、大阪方面からは第二阪和国道(国道26号線)を経由して向かうルートも便利です。

淡嶋神社の駐車場について

以前は「30分間厳守(参拝者無料)」の駐車場がありましたが、現在は神社のすぐ横にある駐車場が「タイムズ淡嶋神社」としてリニューアル(有料化)されています。

駐車料金は60分550円(※時期により変動の可能性あり)となっています。

※駐車券を社務所に提示すると30分の割引きサービスが受けられます。

淡嶋神社の基本情報

淡嶋神社(あわしまじんじゃ) 施設詳細
御祭神 少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと/神功皇后)
主なご利益 婦人病平癒、子授け、安産祈願、縁結び(特に女性の守り神として有名)
特徴・見どころ 全国から奉納された無数の人形が境内に並ぶ「人形供養」の総本社。毎年3月3日に行われる「雛流し」の神事が広く知られています。
住所 和歌山県和歌山市加太118
参拝時間 9:00〜17:00(社務所受付時間)
駐車場 あり(境内の有料駐車場。参拝者に限り30分割引きあり)
最寄り駅・アクセス 南海加太線「加太駅」から徒歩約15分、または車で和歌山北ICから約30分
公式サイト 淡嶋神社 公式HP

淡嶋神社の御祭神と歴史|友ヶ島との深い絆

阪和自動車道の和歌山北インターから車を走らせ、紀淡海峡に面した風情ある港町「加太」へやってきました。

淡嶋神社本殿の頭上を横切る飛行機雲が
海のすぐそばに佇むのが、今回のお目当てである「淡嶋神社」です(※淡島ではなく「淡嶋」と書きます!)。

淡嶋神社の一の鳥居(入口)

淡嶋神社の蛙の形をした手水舎
手水舎では、可愛らしいカエルの口から水が出ていました。神聖な気持ちで身を清めます。

淡嶋神社の拝殿
鳥居をくぐり境内に入ると、青空に朱の色が鮮やかに映える、とても美しい本殿が迎えてくれました。

実はこの淡嶋神社、全国に約1,000社ある淡嶋(粟島・淡島)神社の総本社なのです。

淡嶋神社の御祭神

  • 少彦名命(すくなひこなのみこと):医薬の神様
  • 大己貴命(おおなむちのみこと):大国主命の別名、国造りの神様
  • 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと):神功皇后(じんぐうこうごう)

その歴史は非常に古く、淡嶋神社の社伝には次のような神話が残されています。

その昔、神功皇后が三韓出兵からお帰りの際、瀬戸の海上で激しい嵐に出会いました。沈みそうになる船の中で神に祈りを捧げると、「船の苫(とま)を海に投げ、その流れのままに船を進めよ」とお告げがありました。その通りに船を進めると、ひとつの島にたどり着く事が出来ました。その島が、友ヶ島です。その島には、少彦名命と大己貴命が祭られていて、皇后さまは助けてくれたお礼の気持ちを込めて、持ち帰ってきた宝物をお供えになりました。

もともとは、加太の沖合に浮かぶ友ヶ島(ともがしま)に祀られていたようです。

友ヶ島といえば、現在は「天空の城ラピュタの世界観を体験できる無人島」として大人気スポットになっています。

地ノ島、神島、沖ノ島、虎島の4島を総称して友ヶ島と呼びますが、淡嶋神社はもともとこのうちの「神島(かみじま)」に祀られていました。

神島は非常に小さな島で、現在は一般の立ち入りは禁止されています。

雛祭り発祥の地で供養される無数の人形たち

淡嶋神社の境内には、お雛様の絵が描かれた絵馬が奉納されている
淡嶋神社は、実は雛祭り発祥の地(諸説あり)としても広く知られています。境内で販売されている絵馬も、可愛らしい男雛(おびな)と女雛(めびな)のデザインです。

絵馬には幸せ祈願と書かれている
男雛と女雛の始まりは、淡嶋神社の御祭神である「少彦名命」と「神功皇后」の男女一対の雛人形を祀ったことにあるのだとか。

毎年3月3日には、全国的にも有名な「雛流し」の神事が行われます。人形に女性たちの願い事を書いて船に乗せ、海へと流す幻想的な行事です。

明るさに
顔耐えている
流し雛

こちらは境内にあった句碑です。女性たちの切なる願いを乗せて波に揺られていく様は、美しくもどこか物悲しく、先人たちの深い思いの集結を感じさせます。

子どもの頃に雛人形を大切にしていた思い出や、それを贈ってくれた親の愛情を改めて実感する瞬間です。一度はこの目で雛流しの神事を見てみたいものです。

境内にずらりと並ぶ、圧巻の人形・置物

ね、淡嶋神社を全国的に有名にしているのが、こちらの景観です。

淡嶋神社の拝殿の軒先に沢山の日本人形が置かれている
境内のいたるところに、所狭しと人形たちが並べられています。淡嶋神社は、全国から役目を終えた人形が集まる「人形供養」の聖地なのです。

社殿内には沢山の雛人形が置かれている

たくさんの招き猫も置かれている
日本人形やぬいぐるみだけでなく、招き猫、カエル、タヌキ、干支の置物、さらには狛犬まで、ジャンルごとに綺麗に整列して並んでいます。

淡嶋神社で1番インパクトのある日本人形の数々
しかし、やはり一番目を引くのは日本人形です。一斉にこちらを見つめる並んだ目には、一体何が映っているのでしょうか……。

ふと、梨木香歩さんの名作小説『りかさん』のこんな一節を思い出しました。

人形の本当の使命は生きている人間の、強すぎる気持ちをとことん整理してあげることにある

⇒りかさん (新潮文庫)
メディアなどでは心霊スポットとして扱われることもありますが、実際の境内は不思議と怖々しい雰囲気はありません。

むしろ、人々の想いを受け止め、優しく包み込んで供養してくれる温かさを感じます。

淡嶋神社の人形供養の料金と納め方のルール

淡嶋神社での人形供養の為の収め方と注意点
淡嶋神社で人形供養をお願いする場合、正しいルールを守って納める必要があります。

  • 受付時間:朝9:00 〜 夕方16:00まで
  • 受付不可の日仏滅の日、12月20日〜1月3日、2月28日〜3月3日(その他神社行事日)
  • 供養料:人形の入った袋・箱の大きさや種類によって異なるため、当日に社務所でご確認ください。目安としてポリ袋(45L程度)1杯につき 1,500円(供養料・焼却委託料)

※郵送での受付は行っていません。必ず現地へ直接持参する必要があります。また、残念なことに夜間の不法投棄などをする不届き者もいるようです。これまで大切にしてきたお人形ですから、感謝の気持ちを込めて、必ず受付時間内に正しい手続きで納めましょう。

⚠️ お持ち込みの際の重要な注意点
・お預かりできるのは人形やぬいぐるみ本体のみです。
・ガラスケース、外箱、ひな壇などの道具、その他付属品などは一切引き取ってもらえません。
・必ず袋や箱からすべて出し、人形単体の状態にしてから窓口へお持ち込みください。

婦人病・安産・恋愛成就も!女性にありがたい絶大なご利益


人形供養にスポットが当たりがちな淡嶋神社ですが、実は女性のための大変ありがたい守り神でもあります。

御祭神である少彦名命は医薬の神様であることから、婦人病平癒、安産祈願、子授け(子宝)など、女性特有のあらゆる祈願に霊験あらたかと言われています。

さらに、近年は恋愛成就のパワースポットとしても大人気!
本殿の裏手にある「遷使殿(せんしでん)」の前から本殿に向かって、そっと手を合わせて願い事を唱えると、恋愛成就のご利益があると言われています。

参拝の際は、ぜひ本殿の裏側までぐるりと回ってみてくださいね。

終わりに


参拝を終え、心地よい潮風を感じながらベンチでぼんやり座っていると、上空をトンビが「ピーヒョロヒョロ……」と気持ちよさそうに輪を描いて飛んでいきました。

鮮やかな朱色の本殿、どこまでも澄んだ青い空、そして優雅に舞うトンビ。その瞬間、なんだか広くて深く、優しい大いなる何かに包まれたような、とても不思議で穏やかな感覚になりました。

無数の人形に最初は驚くかもしれませんが、ここは人間の願いや感謝を静かに見守り続けてくれる温かい場所です。

女性ならではの悩みがある方、大切な恋を叶えたい方、お役目を終えた人形に感謝を伝えたい方は、ぜひ一度、加太の心地よい海の風を感じに淡嶋神社へ足を運んでみてください。

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