高槻市にある古社、上宮天満宮に行ってきました。菅原道真に縁ある神社で、読み方は【じょうぐうてんまんぐう】と読みます。
菅原道真公、すなわち学問の神様をお祀りしていることから、受験生が多く訪れる神社でもあります。
その他にも、猫や犬などをお守り、お祀りする守護天神や、境内を彩る花手水など見所満載な上宮天満宮!
今回は
・上宮天満宮への行き方や所要時間
・今話題になっている花手水
・竹で造られた本殿
・猫や犬をお祀りする守護天神
など、上宮天満宮の魅力にせまってみたいと思います!
上宮天満宮への行き方
この章では上宮天満宮への行き方から駐車場のある場所について、分かりやすくご紹介いたします。
【電車でのアクセス】
■JR京都線「高槻駅」から
JR高槻駅の「北口」を出て、西武百貨店(現在は高槻阪急スクエア)方面へ進みます。
そのまま北へ向かって歩くと、駅から徒歩約5分〜10分ほどで、一の鳥居が見えてきます。

その鳥居をさらに進み、大きな交差点高槻市天神町一丁目が見え、その突き当たりが上宮天満宮です。
■阪急京都線「高槻市駅」から
阪急高槻市駅からは徒歩約15分〜20分ほどです。賑やかな商店街を抜けJR高槻駅方面へ向かいます。あとは上記と同じ。
(※上記のマップは阪急高槻駅からのルートです)
【車でのアクセスと駐車場】
高槻市天神町一丁目の交差点すぐの場所。参道の脇にある車道を上がります。
■駐車場は境内に2か所あります

①参道の左側を上っていき三柱門(頂上付近にある門)をくぐったすぐの右側。
②三柱門をくぐり左奥、絵馬堂裏側。
大きなイベント時(天神まつりなど)は周辺道路が非常に混雑するため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。
| 上宮天満宮 詳細 | |
|---|---|
| 住所 | 大阪府高槻市天神町1-15-5 |
| 拝観料 | 境内自由(無料) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 拝観時間 | 24時間(社務所受付は10:00〜16:00頃) |
| 電話番号 | 072-682-0025 |
| 駐車場 | あり(参拝者用30台・無料) |
| ホームページ | 上宮天満宮 |
上宮天満宮の所要時間
神社が好きな人だと(ゆっくりめ)
約30分
本殿を見て帰るていどだと
約10分〜15分
ほどで見学が出来ます。
上宮天満宮の見所
境内には、歴史ファンから写真好きの方まで満足できるスポットが点在しています。ここでは個人的におすすめ見所をご紹介します。
上宮天満宮の花手水(はなちょうず)

上宮天満宮の境内に入ると、1番始めに目につくのはこちらではないでしょうか?
手水舎と蹲に華やかに彩られた花手水。

最近では色んな寺社で目にする花手水。SNSでもよく見かけますよね。

実は筆者、花手水をこの目で実際見るのは、これが初めてだったりします。
綺麗に飾られており癒されますね!
日本で唯一、珍しい竹の本殿

上宮天満宮は全国でも珍しい竹を資材にして造られた本殿です。柱や壁や屋根のそのほとんどが竹だといいます。
2ヘクタールあるとされる上宮天満宮の敷地内には8千本の竹が自生しており、それらを用いて本殿を造らたようです。
(※2ヘクタール=東京ドーム約0.4個分、または陸上競技場のトラック(内側含む)約2〜3個分の広さ)
そもそもなぜ竹の本殿なか?

砂漠化の原因となる森林伐採(檜や杉など)はいま、世界的にも問題とされています。そこで、敷地内の竹に注目しました。
そもそも木材は、苗木を植えてから、建築用材として収穫されるまでには、約40~50年の長い期間が必要。
例えば、木材でよく使用される物で
杉(スギ): 約35〜50年
檜(ヒノキ): 約40〜50年
の年月がかかります

それに対し、竹はわずか3年〜5年ほどで成竹になます。再生サイクルが早く資源として大変優秀なため、本殿建築の資材として使用することになったようです。
もちろん資金的な面においても、経済的だということも見逃せません。
本殿を再建築するにいたったある事件
天正10年(1582年)山崎の戦いにおいて勝利した羽柴秀吉は、合戦の際上宮天満宮の参道である【天神馬場】に本陣を置いていました。
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その御礼として社地(神社の土地)を寄進して社殿(神社を構成する全ての建物)を修造しました。つまり今の竹の本殿になる前は、秀吉由来の建物なのですが、なぜ建て替えることになったのか?
説明板によると、平成八年のある日の深夜、裏山から侵入した5人組の少年らがお賽銭目当てに放火し焼失したとあります。
上宮天満宮の梅園

菅原道真公といえば「梅」ですよね。境内には多くの梅の木が植えられており、2月下旬から3月上旬にかけて見頃を迎えます。


この日、上宮天満宮に訪れたのは2月21日。梅はまだ、二分咲きほどでしたが綺麗な花を咲かせていました。
ユニークな「撫で牛」

天満宮には欠かせない牛の像(撫で牛)ももちろん鎮座しています。
京都の北野天満宮には有名な撫で牛がいます。自分の体の悪い部分と同じ場所を撫でると治ると言われていたり、頭を撫でると知恵を授かると言われていたりします。上宮天満宮の牛さんも同じかなと思います。
他にも牛さんが居られますが、中には触れたらだめな牛さんもいますので、注意してください(注意の看板が立て掛けられています)。
上宮天満宮の歴史
上宮天満宮の歴史は驚くほど古く、その格式の高さは折り紙付きです。
日本で二番目に古い天満宮
一般的に天満宮といえば、太宰府天満宮(福岡)や北野天満宮(京都)が有名ですが、上宮天満宮はそれらに次ぐ、あるいは並ぶほどの歴史を持っています。
正暦4年(993年)、勅使・菅原為理が太宰府に下向して菅原道真の墓に参拝し、贈左大臣正一位の詔を伝え、菅公の御霊代と菅公自筆の自画像を奉じての帰途、この地に達した時に急に牛車が動かなくなった。為理は、「この地の山上には菅公の祖先である野見宿禰の祖廟がある。牛車が動かないのも理由があることだ。山上に自画像を奉安して祀るのが良い」として道真を祀ったのが上宮天満宮の始まりとする。また、道真を祀った社としては太宰府天満宮に次いで日本で2番目に古いものであるとする。
参考元:上宮天満宮〜Wikipedia〜
この伝承から、「日本で二番目に古い天満宮」と称されることが多く、古くから朝廷や武家からも厚い崇敬を受けてきました。
野見宿禰(のみのすくね)との縁

上宮天満宮の参道入口の右側に鎮座する野身(のみ)神社。
野身神社の御祭神は野見宿禰です。菅原氏の祖先であり相撲の祖といわれております。
↓野見宿禰についてはこちら
野見宿禰〜Wikipedia〜
猫や犬をお守りする守護天神

本殿の裏側に守護天神(動物神社もしくは猫神社)という全国でも珍しい動物をお守り、またお祀りする神社があります。

人間に可愛がられ幸せに一生を終えたペット(猫や犬や小鳥など)から、健康や幸せを願うために建てられた神社のようて。

創建されてから十数年しかたっていませんが、建物の中には多くの絵馬が掛けられており、家族であるペットの安寧を祈る書き込みがありました。
以前は境内に野良猫が何匹がいたそうですが、いまは一匹の茶トラしか見掛けないようです。この記事の【終わりに】の1枚の写真にちょこっとだけ茶トラが写っています!
上宮天満宮の御朱印

梅の神紋印が押された御朱印。
社務所受付にて作成してくれます。
初穂料600円。
終わり

高槻駅からわずか数分歩くだけで、神聖な空気に触れることのできる上宮天満宮。
筆者が訪れたときは、晴天だったということもありますが、境内はとても明るく気持ちの良い風が吹き抜けていました。
いま注目されている【花手水】が、千年以上の歴史を持つ上宮天満宮を華やかかつ色のある雰囲気を出しているように思えます。
梅の香りが漂う季節も、新緑の季節も、そして勝負所に挑む時も上宮天満宮はいつでも、私たちを迎えてくれるそんな優しい神社だと感じました。
あ、あと、茶トラの猫にしっかり挨拶が出来なかったのが少し心残りです。また機会があれば様子を見に行きたいと思います!
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